2022年、4月を迎えます。
新年度。初めて初任給をもらう人もいることでしょう。
どうでもいいですが。こてつ的にはもう20年も前になります。懐かしいですね。
さて、新社会人として入社すると。
- 会社の財形貯蓄
- 会社の組合などによる積立てへの勧誘
- 定期積金(定額積立預金)
- 貯蓄型保険への勧誘
など、よくわからないことを逆手に取ったお誘いがジャンジャンきます。
今回は、私の反省も含め、こてつ的にお勧めの資金管理についてシェアしていきましょう。
【結論】つみたてNISAで投資へチャレンジ
前述した商品は、「令和の時代」には合わないと個人的には感じています。
早くにしてFIREを成し遂げたかったな~という私こてつにとって。
取り戻せないものはなんでしょうか。
そう、「時間」です。
時間による複利効果とドルコスト平均法のメリットを活かし、資産残高を増やしておけばよかったな~と後悔してもしきれません。
今は、ネットですぐに証券口座が開設できる時代です。
しかも、(つみたて)NISAという非課税制度を国が用意して、投資を後押ししてくれています。
自己責任、投資は怖い、という人は。少額でもいいので踏み切ることをお勧めします。
初任給から積立ては厳しい?
令和元年度賃金構造基本統計調査(厚生労働省)によると、大卒で初任給は213,100円、とあります。
家賃、光熱費、食費、通信費、などを払っていくと。
積立てをする余裕なんてないよ~という方もいるでしょう。
FPの世では「まず、月額手取り額の15%を貯金しましょう」なんてよく言いますが。
私こてつ的には、5,000円でもいいからつみたてNISAを始めてみない?という提案をしたいです。
その他に、流動資産として毎月1~2万を先取り貯蓄(=現金での貯蓄)は必要。
約半年程度の生活防衛費として100万円程度は手持ちで持てるようしておくのはマストです。
新社会人が投資につみたてNISAを行うメリット
働き始めたばかりで給与水準が低い新社会人のうちに、投資(つみたてNISA)を始めるメリットは何でしょうか。
こてつ的に思う3点をご紹介します。
①投資の知識が身につく
日本の教育システムが諸外国先進国と比べて遅れているのが金融リテラシー。
- どのような金融商品があるのか
- 投資にかかる税金はどのくらいか
- 投資というのはどのくらいの資産形成の可能性があるのか
といったことを実際に自分のお金を使って経験することで、さまざまな知識が身につきます。
それに政治や経済、社会の動きなどにも関心がわき、新聞を読む習慣になるかもしれません。
このことは、投資以上に、社会人としての教養(リベラルアーツ)を学ぶきっかけになると思います。
②長期投資ができる
投資の世界では、利益を再投資することで、利益が雪だるま式に増えていく「複利効果」というものがあります。
この複利効果は、投資期間が長ければ長いほど効果を発揮するんです。
新社会人の皆さんは、退職まで約40年という時間があります。
この時間をフル活用することで、資産形成を有利に進めることができる可能性を秘めています。
私こてつには、もはや20年しかないんです。。。(涙)
③積極的な投資が可能。失敗も取り戻せる
新社会人の方は給与水準が低いかもしれませんが、勤続年数を重ねるにつれて収入が増えていく可能性があります。
そのため、投資で損がでても、増えていく収入で挽回できるチャンスがあるんです。
また、私こてつが推奨する「つみたてNISA」は、金融庁が認めた長期投資向きの商品ばかりですので。
世界情勢に伴う株価の上がり下がりがあったとしても、ドルコスト平均法を味方につけて、大きな果実を手にすることができると信じています。
【オススメ】つみたてNISAでインデックス投信
通常、株や投資信託で利益が出た際には、約20%の税金がかかります。
しかし、つみたてNISAを利用すると、年間40万円まで、20年間非課税で運用することが可能です。
新社会人で、(現金貯蓄のほかに)投資に年間40万円以上回せる層はそう多くないと思いますので。
まずは、つみたてNISAのメリット最大限フル活用することでOKだと思います。
毎年、上限40万円の箱(≒非課税BOX)に金融商品を詰め込んで。20年後の箱のふたを開けるってイメージかな。
証券会社はネット証券をお勧めします。楽天証券、SBI証券、マネックス証券が最大手3社です。
その他にも、auカブコム証券、LINE証券などもあります。
つみたてNISAで積み立てる商品は、まずはインデックス型の投資信託をお勧めします。
インデックス型投資信託とは、日本の場合でいう「東証株価指数」や「日経225」、アメリカの場合だと「S&P500」のように、代表的な経済指標と同じような値動きをする投資信託になります。
投資対象が分かりやすく、1つの商品に投資するだけで高い分散効果が期待できます。
さらに、インデックス型投資信託の信託報酬(≒手数料)は低く抑えられているものが多いので、最低限のコストで投資が可能です。
まずは、日本やアメリカ、またはオールカントリー(全世界)といったインデックス投資信託の中から、手数料が低いもので始めてみましょう。(後から投資商品は変えられるから、大丈夫だよ)
間違っても、「毎月分配型」とかを選んじゃ駄目よ。
まずは、つみたてNISAの対象商品から
全米や全世界といったものをチョイスすると良いんじゃないかしら。
【まとめ】
新社会人や若い頃から投資(つみたてNISA)を始めると、複利の効果やドルコスト平均法のメリットを最大限に活かし、資産を大きく増やせる可能性があります。
もちろん、短期的には下がったり、上がったりもあるでしょう。
ただ、つみたてNISAのポイントは気にしないことです。
新社会人たるもの、仕事を早く覚えて、一人前になることを最優先にしましょう。
ドルコスト平均法のおかげで、値動きが下がったときには多くの口数を買い、上がったときには少なく買いという定額購入を繰り返していきます。
一喜一憂せず、淡々と。
気づいたときには、大きな資産となっていることを願っています。
あ、結婚や車を買うといって、全額取り崩しちゃだめですよ。
長期運用なので、本当は4%ルールなど諸説ありますが。
取り崩すときは、最低限元本だけでも残る範囲で取り崩し、長期運用のメリットを途中で断絶させないように注意しましょう。
以上、こてつでした。
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